非 遺伝子組み換え作物 の選別機構
この記事は2016-12-01に投稿したものです。- waca.jhi -
農協は ネットだと悪の権化みたいに言う人も多いけど 実は米国で「全農グレイン」という農協の子会社が 日本に入ってくるトウモロコシなどの遺伝子組み換え作物と 非遺伝子組み換え作物を選別し管理している。
「全農グレイン」が管理することで 無闇に日本に遺伝子組み換え作物ばかり入って来ないという側面もあるんですね。
ある意味 日本のブレーキというか安全装置。
ただ米国からしたら「全農グレイン」は目の上のたんこぶ。
米国は もっと安く大量に遺伝子組み換え作物だけ買って欲しいですから・・・
もし農協が解体されて「全農グレイン」が米国資本になったら 非遺伝子組み換えは廃止される可能性大。
そうなると 日本は貴重な 非遺伝子組み換え作物を失うことになる。(現実的に 選別を管理する所が無くなるとゴチャゴチャになり非遺伝子組換えの保証がなくなる)
今でも末端では分別が甘いと言われている日本なのに一段と状況が悪くなる可能性大。
実際 過去にはオーストラリアの農協的な機構が やはり米国資本に買収されています。
農協があるからこそ 良い面も悪い面もいろいろあります。
一概に解体すれば良い 無くせば良いという簡単な問題ではない所が悩ましいですね。
また遺伝子組み換え作物等 単純に経済性だけを突き詰めて行くと安全性まで失いかねない。
安心安全ばかり過剰に反応するのも どうかと思いますが どこまで それらにお金を出せるか?という考慮や判断も重要ではないでしょうか?
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
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