安価な中国食器は危険〜磁器の釉薬から鉛やカドミウムが検出・ＥＵが検査強化

小田原駅東口で付き合いの長い厨房業者と久しぶりに遇いました。

ランチタイムが終わり次第、茶器を総交換する店舗に向かう途中との事。

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何でもその店舗が先週１００均で、やや趣のある

素焼きの茶器を見付け購入したのだそうです。

その茶器を昨日店で使ったところ、

お客様から

「お茶が苦くて嫌な臭いがする。」とのクレームがあったとの事。

初めはお茶っ葉に何か紛れているのでは…？

と、思ったそうですが、お茶っ葉を交換しても同じ苦味と異臭がしたの話でした。

業者さん曰く

「１００均の食器には、中国製で出所不明の食器がかなりある。ハッキリ言ってお薦め出来ない。」との事。

素焼きの焼き物の土は、土壌の成分がそのまま滲み出る事があるそうです。

その素焼きの茶器は剥き出しの為に土壌の成分が滲み出たのだと思われるそうです。

中国での産廃の土壌への不法投棄は度々話題に上がります。

またこれにより土壌汚染のみならず水質汚染も深刻な問題となっています。
（共産党の見解では、生活用水に適した地下水源は６５％を切っているそうです。）

土壌汚染と水質汚染。

これらの材料で作られた食器ならば確かに危険なのが理解出来ます。

更に業者さんは続けます。、

「陶器だけでなく磁器も危ないから止めた方がいいよ。艶だしの為に釉薬に、危ないもの平氣で使う事もあるからね。」

鉛やカドミウム等の毒物を艶だしに使うケースも少なくないとの事でした。

これらは酸や熱で簡単に溶け出し、温かい料理や酸味の強い料理を器に乗せただけで滲み出ます。

これらを長期に渡り摂り続けた場合、神経や腎臓に傷害が出る場合もあります。

鉛やカドミウムが染み出た料理と器。

考えただけでゾッとします。

他にも中国製のプラスチック食器からも有害成分が検出され、ＥＵでは中国製プラスチック食器（皿や茶碗だけでなくフォークやスプーンも）に対し輸入制限を施したそうです。

（因みにこの中国製プラスチック食器、特にフォークとスプーンは、コンビニや弁当・デリーチェーンではよく使われているそうです。割り箸だけではなさそうですね。）

どの様な食器が売られているか判らない１００均の食器。

中には日本製もある様ですが、購入は見送った方が賢明なのかも知れません。(^^;

〈中国土壌汚染問題〉

〈危険な中国食器〜鉛やカドミウムが検出・ＥＵが検査強化〉

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