外食産業が化学調味料を多用する理由
以前にもいろいろとお話したことがありますが
現在日本の外食産業では 化学調味料が多用されています。
多用する理由はいろいろあります。
1 安い素材を使うから良い出汁が出ないので補充する為。
2 塩辛いというクレーム防止
3 味を安定させるため。
4 入れないと売れないから。
5 沢山入れると より売れるから。
とまあいろいろ考えられるのですが
何より クレーム防止というのも大きく
化学調味料を入れないと「塩辛い」っというクレームが どうしても多くなるそうです。
これは塩分よりも 化学調味料の方が 味覚上先に強く感じる為で
ミネラルよりもアミノ酸を優先しようとする体のシステムからそう感じてしまうようです。
本来なら 「塩辛い」や「しょっぱい」というクレームを防止するのには 正しく出汁をしっかり取れば良いのですが それをしっかりやったら大幅なコスト増になってしまいます。
そこで化学調味料の出番という訳です。
化学調味料を添加するだけで ユーザーは
「塩辛くない いやむしろ 美味しい」っと錯覚してくれます。
逆に この理論を 普段のお料理に利用するなら「しっかり出汁を取る」これに尽きます。
よく無添加だと 美味しくないっと言われてしまう事がありますが出汁成分や 旨味成分が足りないせいです。
無添加だからこそ しっかり出汁を取る。
(洋風ならフォンやブロード等々)
その他 しっかりした旨味成分を考慮する。
ここがポイントになるようです。
彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
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