少子化 深刻化する問題。。。(その3)
【 少子化、深刻な問題 その2 からの続きです 】
クラスに一人は体外受精児?! なんと27人に1人は、体外受精!!!
深刻化する少子化。。。
それを受けまして、今回は増えている体外受精と そこから成功し出生する体外受精児について調べました。
まずそもそも、体外受精とはなんなのか?
以下、大まかな流れです。
1. 排卵誘発
薬剤を活用し、卵胞を育てる
・妻 : 採卵……超音波で確認しながら卵胞から卵子を取り出す
・夫 : 採精……採卵の当日にご自宅もしくはクリニックの(採精室)にて精子を採集する。
F.B.pageから転載させていただいています。
3. 受精・培養・分割
培養容器内で卵子と精子を受精させて培養する(顕微受精の場合はここで受精を人の手を介して行われる事になります)
4. 胚移植
受精卵(胚)を子宮内に戻す (余った胚は凍結保存することも)
5. 妊娠判定:約1カ月後に検査を行います
妊娠していなければ、再び月経周期に合わせて凍結保存した胚(受精卵)を移植します。胚の移植数は原則1個。多くても2個までです。
この妊娠判定で、無事着床していて妊娠となれば、成功です。
成功率は、一般的に一回の治療で20〜40パーセントと言われています。
ですが、日本産婦人科学会が発表したデータによると、
2012年に国内の医療機関で約32万6千回の体外受精が行われ、3万7953人の子どもが生まれたそうです。
ここから見る単純な成功率は、1割強といったところでしょうか?
そして、12年の総出生数は約103万7千人で、
体外受精による子どもの割合は約27人に1人となりました。
これは、約74人に1人だった10年前と比べると、大幅に高まっていると言えます。
また、体外受精から生まれてくる子供には、そうでない子と比べて先天異常が発生するリスクも報告されています。
体外受精児では自閉症になるリスクは通常の自然出生児と変わりませんが、
知的障害(精神遅滞)ではわずかながらリスク増加が確認されているそうです。
体外受精による出生児の長期予後については、その後の技術革新の影響も含めて まだまだ不明な点も多いんだとか。
ちなみに、世界で初めて体外受精が成功したのは1978年のイギリス。
初の体外受精児となったルイーズ・ブラウンさんは、今年で38歳になります。
まだまだ分からないことが多いといった体外受精についてですが、
ルイーズさんは地元のブリストルで普通の仕事を持ち、2人息子に恵まれ、普通の、平凡な人生を送っているそうです。
彼女自身は、自然妊娠だったそうです。
ですが、今は高額な費用と、その成功率の低さがネックになっています。
子育てにも、それはそれはお金がかかります。産んで終わりではなく、むしろスタートなのですから。
こうなる前に、早めに食事から妊娠しやすい”本来正常な身体”を作っておくことが大事なことだと感じました。
絶対『食』が重要だと感じます。
ありがとうございます。
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。