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《食⇔健康をもっと知ろう》

玄米って健康食品なの? 《 保坂 粒良 さんより 》

今回は、中医オリキュロメディカル研究会 代表、ERTA 耳つぼ反射区セラピスト協会 代表の保坂 粒良さんが、玄米食について参考になる投稿をFBにしてくださいましたので、ご本人の了解をいただき、転載させていただきました。


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玄米って健康食品なの?
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玄米は、何となく栄養価が高くて、ヘルシーな食品というイメージが漠然とありますが、

玄米について、少し勉強したことがある人ならば、玄米は、決してそのような食べ物ではなくて、身体にとって、必ず良い働きをする食べ物ではないと言う事は、良くご存知だと思います。

ですが、現状を考えた時に、それでもやはり玄米は食べる必要があると思うので、私は子供に玄米を食べさせている訳なんですが、

仮に、栄養価の高いヘルシー食品だという事で、子供にせっせと、玄米を食べさていると言う場合は、玄米について注意すべき点がいくつかあるので、今日は、玄米について考えてみたいと思うのですが、

そもそも、この日本で生きていく限り、添加物や農薬から完全に逃れることは出来ません。

日本にある食べ物の全てと言っていいほど、なんらかの化学物質が使われています。さらに放射能の影響や環境汚染による食品汚染のことを考えたら、子供に安全なものを食べさせる事が出来るものを探すのは、至難の業ですし、

もし、厳格に異物を避けるような食事を与えていたならば、確実に、子供を偏食へ向かわせる事になります。

しかも、極端に異物を避ける行為というのは、反面、大切な物を失っているともいえます。楽しくお食事をしている場で、これは、〇〇と言う添加物が入っているだの、食品汚染でダイオキシンだ~。重金属汚染だ~。などという事を聞かされて食べる食事の虚しさと言ったらありませんし、一気にその場がしらけます。

ですので、現実的な選択としては、「異物」は適度に避けつつ、入れたものは速やかに排出する。という事になるのではないでしょうか?

その為のツールとして働くのが「玄米」なのですが、

玄米には、身体にとって、メリットとして働く反面、デメリットも存在します。それについては、箇条書きにすると、

メリット
★キレート作用による解毒作用
★抗がん成分の「RBF(Rice Bran F)」「RBA(Rice Bran A)α-グルカン」
★白米より低GIで、栄養価も豊富

デメリット
★アブシジン酸(ABA)ミトコンドリア毒の影響
フィチン酸によるミネラル取り込み阻害
★白米より、農薬や放射能の影響をとても受けやすい

という事で、他にもあると思いますが、とりあえず私が重視する項目だけをあげてみましたが、

まづ、玄米に含まれる食物繊維とフィチンの相乗効果により、体に入ってきたあらゆる「毒物」を速やかに排出してくれます。

玄米に含まれるフィチン酸は、体内に取り込まれた放射性物質と結合して排出する働きがあります。

フィチン酸は、農薬や化学肥料や食品添加物などの化学物質、または水銀、鉛などの有害重金属などの「体内に存在するあらゆる毒物」と結合して体外に排出する働きがあります。これを「キレート作用」と言います。

特に水銀や鉛のような「骨や内臓にまで浸み込んでしまって、なかなか排出されない毒物」にも効果があることが分かっていて、フィチン酸を用いた治療法(キレート療法)が確立されています。それくらいフィチン酸には強力な解毒作用があるということです。

 

  このページは 耳つぼ反射区セラピスト協会 代表の保坂 粒良さんの了解をいただき、
2014-07-04に紹介させていただいた記事の再掲です。

 

「わかめの味噌汁と玄米食」で自分の結核を克服したと信じていた秋月医師は、スタッフ全員に「わかめの味噌汁と玄米食」を勧めていました。また砂糖(甘い物)は避けるように指示し、そのおかげで、医師・看護師は、多くの命を救い、原爆症を発症したスタッフは一人もいなかったと言います。

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また、昭和38年に三重県名張市で、「毒ブドウ酒事件」がおこりました。農薬入りのブドウ酒を飲まされた17人のうち、5人が死亡、11人は命は助かったものの、七転八倒の苦しみ。

ところが、浜田能子さん(愛農学園農業高校理事、浜田耕作夫人)だけは、飲むとすぐ反射的に吐き出してしまったため、なんの害も受けなかったばかりか、倒れた人達の快方役さえ努めたのでした。

なぜ彼女一人だけに、こういう反応が生じたのでしょう?

浜田家では長年、玄米を常食していました。玄米を常食する人は、血がキレイになり、長年玄米を常食していると、毒物を本能的に受け付けない体質になるというような話もあります。

ですが、玄米は、身体にとって、デメリットもあります。

厳格なマクロビオティック玄米菜食を行っている人の多くは、顔につやがなく、皮膚は黒ずんで覇気がないというのは有名な話で、低体温はがん細胞が好むところで、玄米を食べていたのにがんになったという声をよく聞きますし、これもまた事実です。

原因は、玄米に含まれる発芽抑制因子である、アブシジン酸(ABA)という植物ホルモンによるもので、ミトコンドリア毒が引き起こされるという事で、元・東京大学医学部口腔(こうくう)外科教室講師、西原克成、医博によれば、玄米食には注意が必要であると警告しています。

ミトコンドリアは、人が生命活動を行う上で重要なエネルギー生産工場です。ミトゴンドリアが失活するという事は、あらゆる生命活動を円滑に行う事が出来ないという事になり、代謝異常、老化促進、疲れやすい、低体温、免疫力が低下など、様々な問題を生じさせます。

また、強力な解毒作用のあるフィチン酸は、解毒排出作用もありますが、身体に有用なミネラルも排出する作用があると言われていますので、一長一短という面があります。

ですので、玄米を子供に食べさせる場合は、デメリットの事も考えた上での食べさせ方の工夫が必要になると思うのですが、

これらの、発芽抑制因子を無毒化するには、玄米の製造や調理法を工夫する事で、減らす事ができると言われています。

          

 

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