静岡とお茶 《A seed さんより》
この項はフェイスブックpageのA seed記事の転載です。フェイスブックをやっていない方も見られますので教えてあげてくださいね。また [+読者になる] を押してくだされば都度に配信されます。
【静岡とお茶】
静岡県人はお茶に対する感覚が他の県の方と微妙に違う気がします。
「お茶は美味しくて当たり前」
「お茶は貰う物」「お茶はタダ」みたいな感じ(苦笑)
また 静岡は富士山や南アルプスがある為か お水も良いみたいで 県外へ出ると「お水がイマイチ」っとか「お茶ってこういう色だっけ?」って事あります。
そんなお茶が身近な存在の静岡県ですが・・・
厚生労働省が平成22年に初めて算出した健康寿命(介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる期間)によりますと静岡県の女性の健康寿命は75.32歳で全国1位。男性についても71.68歳で全国2位。
この結果をもとに、静岡県が独自集計を行ったところ、男女計の健康寿命は73.53歳となり静岡県が全国1位でした。
それらの原因の一つとして 考えられているのは お茶。
国立がんセンターの笹川静研究員らの「緑茶飲用と胃ガン罹患との関連のコホート研究」で、胃ガンのリスクが抑えられるという結果が出されています。
1990年以降全国の男女約9万人を対象に、7~12年間の緑茶の飲用習慣と胃がんの関連について追跡調査をした結果、1日5杯以上飲む女性は、1日に1杯未満の女性に比べて、3割程度胃ガンのリスクが抑えられる傾向があることが分かったそうです。
飲まない人と比べるとさらに差が大きくなるでしょう。
実際 他地域に比べてお茶の摂取量が多い 茶産地でもある 静岡県 中部の中川根地区では 男性の胃ガン死亡率が全国平均の5分の1だとか・・・
他にも 静岡県には 掛川市立総合病院内に「緑茶医療研究センター」という所があり日本で唯一、医療機関として本格的に緑茶を研究する施設があるくらいです。
朝日新聞 紹介記事URL
http://doraku.asahi.com/lifestyle/ochaberi/101112.html
まだそのシステムはハッキリと分かっていない部分もありますがお茶が人の健康に与える影響は大きいようです。
※健康寿命とは・・・「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。生活の質を重視する考え方に基づき、平成12年にWHO(世界保健機関)が提唱した指標です。
※いつも言いますが 重要なのはその量とバランスです。
身体に良いと言われるお茶でも 飲み過ぎれば別のリスクが高まる可能性も念の為 ご考慮下さい。
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a seed プロデューサー 現代自然派調理研究室 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
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