waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

なんで??海外のお魚を販売するの?

日本は、島国です。水産資源が豊富なのに・・・

たいぶ前のお話ですが、幕張メッセにて3月上旬に
日本最大の食品博 FOODEX JAPANが、ありました。
アジア最大級の食品・飲料専門展示会です。

 千葉県幕張本郷のレストラン"スロフード小杉のオーナー
小杉さんのF.B.pageから転載させていただいています。

1976年より毎年開催している本展示会は、2016年で41回目を迎え、出展者・来場者双方のビジネス拡大に絶好の場として、

毎回関係各位から高い評価を得ています。

私も毎年行ってます。本当に勉強になります。

その際、各種都道府県のブースがあります。佐賀のブースにいったときのお話です。

真アジの開きがありました。これは面白い、と思いいろいろお話を聞いたのですが、

なんとそののアジは、ノルウェー産でした。

極寒の海で育った「あじ」は脂ののりが凄いですとのこと。

目の前が海なのに、なぜ海外産なの?質問しました。 

いろいろ言い訳してましたが、要するに海外のお魚の方が儲かるのです。

本当に悲しい話です。

こんなものを買う人がいるのかぁ〜、と痛感しました。  

そんなある休日、ある知人に誘われ幕張本郷の他の飲食店に行きました。

お魚などの炙り料理が自慢の、炙りや幸⚫️さんです。チェーン店です。 

チェーン店は、避けたいのですが、知人はここがいいというものですから・・・・

私はお店に行くと、必ずそこのオススメのものを注文します。

オススメは、炙りしめサバと牛タンでした。

牛タンは、価格的に完全にアメリカ産とわかりますので(和牛のタンは、希少で出回らない)注文は、しません。

アメリカ産の牛肉は、ホルモン剤、ステロイド系の薬など ガンガン投与ですので 危険!!

炙りしめサバを注文しました。・・・・まず注文してからのすぐにテーブルに運ばれました。早い!!!

そしてサバが甘い・・・おかしい!!!そしてカットが日本のものとは感じられない。

店長を呼んでいただき「このサバはどこのですか?」

答えは、海外産・・チェーン店は必ずこう答える。

海外のどこですか?店長の答えはなんと!「わからない。。」

私はたぶんノルウェー産だと思いますと返答しました。

店長は、どこからの仕入れかわからないものを売ることに対して 不安を感じないのでしょうか?

ちなみに、そのお店は幕張本郷でも人気で、早い安いボリューミーと、その日も多くのお客さんがいました。

業務用食材サイトで見つけました。 冷凍炙りサバ ありました。 画像、リンク添付します。

https://www.m-mart.co.jp/search/item.php?type=buybuyk&no=number&id=bigmama&num=11 

サバの不自然な甘さの原因もわかりました。。

ジュースなどで使用する果糖ぶどう糖液糖を入れているのです。

これは、砂糖よりすっきりとした甘さが便利で、いろいろな商品に使われているのですが、

砂糖と違い、すでにブドウ糖に分解されているので、血糖値の急激な上昇の一因となります。

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確かにこのような魚を売れば儲かります。

今、飲食店では海外産の魚介類の需要が伸びてます。

日本の近海のお魚では、儲かりません。

まさにユニクロと同じ状態・・・

海外産の物をわざわざ輸入して、国内で売る。

これで儲かるのは、その飲食店と、インポーター。

そして、輸出元の国です。

これでは日本の、特に地方の漁業関係や農家など、一次産業は潤いません。

国際的にお金が回っているこの時代では、ある程度は仕方の無いことなのかもしれませんが、

もう少し国内でお金を回せないものか。

そうすれば、地方ももっと元気になるのでは?

思わず、そう思ってしまいます。

安かろう悪かろうで、体を壊してからでは元も子もありません。

このように、外食産業の闇は深いです。

みなさんも、入るお店は選びしょう。

ありがとうございます。

                            

彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品など waca-jhi's diary  。

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