数の子の漂白について
数の子=ニシンの魚卵です。
数の子には魚卵なので コレステロールがありますが、そのコレステロールを消し去るだけのEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれているそうです。
実際 コレステロール値が減少する結果も出ています。
よく話題になる プリン体は 意外にも わずかしか含まれていない。
ただ昔は もっと茶色かった。
近年は 漂白してる為に過剰に綺麗な色のものが多い。
過酸化水素で漂白して 残存した過酸化水素を酵素のカタラーゼで分解しています。
(一応残存していないという前提)
これらは「加工助剤」として食品添加物としては表示されません。
名目上は殺菌料 漂白剤です。
実際には 仕上げ直後には そこそこ残っている例もあるので、もし 変な味がしたら要注意です。
計算上の数値と 実際の現場での数値が違うのはよくあることです。
ただその成分の性質上 時間が経てばその分薄れていくようです。
以下 千葉県の 残留検査結果 及び考察等
http://www.pref.chiba.lg.jp/…/nenpou/documents/60tanpou3.pdf
上記では うどん、かずのこ、湯引きハモ、はんぺん、しらす干し 清涼飲料水等
輸入食品では 乾燥フカヒレ、サメ軟骨、サメエキス等のサメ加工品やゼラチン、ナタデココ、シロップ漬け、タコスライス、冷凍切り身イカ、コンドロイチン硫酸等から検出されている例あります。
独立行政法人 科学技術振興機構のサイトより
https://www.jstage.jst.go.jp/…/shokueish…/22/4/22_4_312/_pdf
ちなみに米国では牛乳、チーズ、ホエイ、ニシン、インスタント紅茶等にも使用されています。
漂白しているから 即「危険だ!!!」というのではなく まず漂白しているという事実を知った上で 消費者として 漂白してない物を選ぶのも1つですし「最悪の場合 過酸化水素が残留する恐れがある」っという前提で食すというのも重要だと思います。
a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
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