waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

飲み放題のカラクリ!

飲み放題のチェーン店の ドリンクは、ご存知のように儲からない 

つまり、フードで儲ける。

だから、一人につき2品注文などの条件が付いているんですね。

ちなみに、フードの原価はというと、12~15%です。

1000円のお料理は、原価約120〜150円であります。  

当然この原価では、国産は使えない。食品添加物満載!!!

この画像 エビスビールの横にある白いプラスチックの容器に入っているもの、

なにかわかりますか?

答え.飲み放題用の焼酎です。

わかりやすく 言えば 大五郎の業務用です。

はっきり言って悪酔いします。しかも、安い。。。

飲み放題ともなると、「たくさん飲んで、元を取らなきゃ!」と思う方も多いかと思います。

が、元を取るまで飲み続けると、、、

体を壊し、余計出費が嵩むことになるでしょう。

今は、各種色々な メーカーから 出てます。

本格焼酎・・乙類ではなく

これは、 甲類です。 

・甲類焼酎とは・・・連続式蒸留器で高純度までアルコールを蒸留し、

これに加水してアルコール度数を36度未満にした焼酎。

何度も蒸留を行うため、アルコール純度が高くなり、

原料本来の風味が除かれます。

原材料は糖蜜など。低コストで大量生産できるため、大手企業の販売シェアが高く、

チューハイなどのベースや、リキュール・果実酒の材料に使われることが多いです。

 所謂、ホワイトリカーですね。

今、本当に粗悪な酒を使った飲み放題が主流になっています。

特に若者に人気です。

 
千葉県幕張本郷で営業されていましたレストラン"スロフード小杉" さんの
了解をいただき2015-05-13にF.B.pageから紹介した記事の再掲です。

 

ただ、まだお酒の飲み方も知らない、限界知らずの若者たち。

死亡事故だったり、若者のアルコール依存性なども問題になっています。

2010年の話ですが、WHO(世界保健機関)は、酒類の安売り禁止や若者向け広告の禁止などを提起する

アルコール規制指針案を、全会一致で採択しているのです。

その中には、居酒屋の飲み放題廃止という案も盛り込まれていました。

ただ、これは指針案なので、法的な拘束力はもちろんなく、

実施などについては、各国に任せているのが現状です。

日本では、、、この時期になると、大学のサークルなどの新歓で、

新入生(主に未成年者)が飲まされ、急性アルコールや、最悪のケースになるのも少なくありません。

そんな中、自民党が酒の安売りを規制する法案を今国会に提出する方針を決めました。

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量販店などとの価格競争で疲弊した「町の酒屋さん」を救う狙いとのこと。

ただ、消費者の負担は増す恐れが。。。

ですが、タバコもそうですが、

一度料金を一律で上げてしまえば、 受け入れる方も多いです。(もちろん、それを機に離れる方も多いですが)

お酒も、ある程度料金を一律で高く設定すれば、

チェーンの飲食店なども、仕方なく値上げをするでしょうし、その結果、フードの原価率に必死になることも少なくなり、

少しは上質な食事の提供ができるようになるのでは、と私は思います。

この法案提出に見られるように、少しずつでもいいから、

飲食業界の、日本の食文化の闇を祓っていく流れになればと、切に願います。


また、どうせ飲むなら美味しい酒を!!

私のおすすめは、本格焼酎・・乙類です。

単式蒸留器でアルコールを50度くらいまで蒸留し、加水して45度未満に下げて造る焼酎。

基本的に1回しか蒸留していないため、原料本来の風味や旨み成分が生きています。

南九州地方が特産地として有名。原材料は主に米・麦。

焼酎の売り場でよく見かける「芋焼酎」「そば焼酎」等は、乙類焼酎で主原料に芋・そば等を用いた物です。

美味しいお酒で 乾杯して下さい。
 
「よいお酒を楽しく飲んで 次の日も さわやか!」
 
これが 私の コンセプトです。
 
ありがとうございます。

                   

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品を主に  waca-jhi's diary 

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