トランス脂肪酸の禁止の陰で モンサントらが暗躍 《 A seed さんより 》
昨年 トランス脂肪酸大国とも言える米国で人工的なトランス脂肪酸の使用を段階的に禁止していくとの発表がありました。
今までも 様々な規制は行われて来ましたが
今回は初めて人工のトランス脂肪酸「全面禁止」に向けた計画を発表した所が大きいのです。
ただ その陰で 原材料となっていた大豆を作る農家は年間で最大160万ヘクタール程度 大豆の減産を強いられるそうです。
しかし さらにヤヤコシイのは その大豆農家さん等の業界はモンサントが 遺伝子組み換えで開発した 水素添加しなくても安定性の高い「高オレイン酸大豆」で巻き返そうと計画中で 今年2013年には大豆業界からモンサント等に8億円もの資金を投入したとの事。
高オレイン酸大豆が世界中の規制当局による認可を受ければ、大豆業界は2023年までに7300万ヘクタールまで拡大するとの事。
健康の為にトランス脂肪酸を禁止にして 代わりに 遺伝子組み換え大豆で健康になろうという発想がいかにもアメリカらしい・・・
どこまで行っても経済と利権に振り回される社会なのでしょうか?
ちなみにこの「高オレイン酸大豆」生産数は少ないですが残念ながら日本へも輸入されているようです。
EUではホトンドの国で輸入禁止。
参考URL
トランス脂肪酸の安全性否定 食品への使用禁止も 米当局
現在 高オレイン酸大豆には デュポンの開発した
「Plenish(プレニッシュ)」とモンサントが開発した
「Vistive Gold(ビスティブ・ゴールド)」の2種がある。
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a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
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