果物や野菜は ダイエットの特効薬にならず
ダイエットしようというと果物や野菜を多く摂るよう勧められることが多いが 実はあまり痩せる事とは関係ないらしいという研究論文がありました。
研究したのは アラバマ大学バーミングハム校公衆衛生学部のキャサリン・カイザー氏らの研究によると・・・
1200人を対象に、果物と野菜の食べる量と体重の増減について 過去7件以上の研究データをチェックした。
その結果、レビューしたすべての研究で、減量にほとんど影響しないことが示されたそうです。
ただし、果物をより多く食べる事によって 太ると思われたリスクは意外にも増えなかった。
カイザー氏らによると、「食事に果物や野菜を加えるだけで体重の変化を引き起こす可能性は低いので、摂取量を単純に増やすだけでは必ずしも効果的な減量法とならない」との事。
ただ、「果物や野菜を食べ過ぎたからといっても体重は増加せず、食事で摂るビタミンや繊維が増えるという点では良いことだと思われる」と言っています。
結局の所・・・
果物や野菜では痩せないけど 食べ過ぎたからといって 過剰に太る事もないらしい。
気をつけたいのは このような場合 どういう形で果物や野菜を食べたか?です。
日本の感覚と 米国の感覚は違うと思うので その辺も詳しく知りたい所ですが
過去の臨床試験のデータから考えても より多く食べる為に ジュース等に加工するのではなく 出来るだけそのままの状態で 食べる事が理想だと思われます。
何でもそうですが 効果を期待するなら
1 そのままで
2 ジュースにして
3 サプリメントにしての順で効果的です。
加工すればするほど効果は減少するものです。
ただし 即 効果がなくなると言うわけではなく
効果があるものもあれば 無くなる物もあれば 薄まる程度の物もあるというニュアンスなので 出来るだけ 素材そのままが理想的なのです。
何事も過信し過ぎは 禁物です♪
a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
彦根市の坂根龍我さんの漆作品などの一望は waca-jhi's diary 。