人間の本能としての味覚
人間の本能として 小さな頃は 比較的 安全なモノから食べるという習性が備わっています。
(苦味と酸味は その後の経験値によって新しい旨味としての認識に変わりますが・・・)
例えば・・・
[甘い物はエネルギー][塩味はミネラル][旨味はアミノ酸][苦い物は毒][酸っぱい物は腐敗]等々の感覚
しかし 大人になる過程で 加工食品等でそのナチュラルな味覚は段々壊れてしまい 大人になる頃には すっかり その味に馴らされてしまいます。
ただ 訓練次第では 取り戻すことは可能です。
方法としては1~2ヶ月程度 完全無添加の食事を続ける事です。
最低1ヶ月 出来れば2ヶ月くらい続けて下さい。
そのくらい時間が掛けられると その後が凄く楽になります。
このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき
2013-12-21に紹介させていただいた記事の再掲です。
2013-12-21に紹介させていただいた記事の再掲です。
逆に言えば最低でも そのくらい時間が掛かるので 断食等では一時的に良くなっても すぐに元に戻ってしまう方が多いです。
続かない原因はそこ。(意志が強い方は別)
まずは「食べない」っという選択ではなく「何が食べられるか」を勉強する方が楽です。
そして最初の1~2ヶ月を過ぎれば 後は自然に匂いや風味で
(すべてとは言いませんが)大よそ添加物が判断出来るようになります。
その他 風邪気味の時や具合の悪い時ほど添加物に敏感になるようです。
そういうちょっと具合が悪い時に 白粥や果物等 添加物が無いもの または少ないものを食べやすいと感じるのは そのせい。
結局 その時の状況にもよりますが 食欲が無くなるのは本能が食品添加物(薬物)を避けているのであって 病気で 抵抗力や処理能力が落ちている状態では 負荷を避けたがるのは当然の事なのです。
本当に食べられなくなるのは かなり重篤な時だけ。
最終的に「無添加の食事にして何が良いの??」っという人が時々いらっしゃいますが・・・
「ナチュラルな味覚を取り戻す事」は 特別な専門知識を必要とせずに安心安全なモノを選択する能力を身につける事に等しいからです。
(もちろん専門知識は無いより有った方が良いですが・・・)
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
waca-jhiのblogの一望は wab's blog