東欧系改宗ユダヤ(アシュケナーズィ)のジャガイモのパンケーキ〈ラトケス〉のルセット
随分前にfbに載せた料理ですが、かなり間が空いた事と、fb友達が増えた為、知らない方もいらっしゃると思うので新しい内容を掲載する迄の繋ぎとして、過去にアップした料理を再掲載致します。(^^;
ラトケスはジャガイモの素朴な美味しさが味わえる料理です。 (^^) ……………………
ジャガ芋を使った《ラトケス》と云う、東欧(ポーランド以東)のジャガ芋のパンケーキをご紹介します。
元々は東欧で広く食べられていたものが、東欧系改宗ユダヤ移民(アシュケナーズィ)によって広がった…。
と、されている料理です。
現在ではアシュケナージが宗教行事〈ハヌカー〉で食べる伝統料理として伝わっています。
比較的簡単で素朴な美味しさがある料理です。
《材料〜約2枚分》
・ジャガ芋…大5個(皮を剥き実質620〜630g)
・玉葱…中1個(皮を剥き実質230g位)
・卵(全卵)…M玉1個
・小麦粉(※出来るだけ国産小麦。また米粉でも可)…大匙4
・天然塩:胡椒(白)各少々
小田原で食べ物の研究と料理教室などをしていらした故平野鉄也さんのFBへの投稿記事を
了解をいただき2015-01-29に転載させていただいた記事を再掲しています。
《作り方》
1)
玉葱をみじん切りにして、少量の油で透き通り甘味が出る迄炒めたら、軽く塩・胡椒して皿に拡げて冷ます。
2)
ジャガ芋の皮を剥き摺り卸します。(※ジャガ芋は水に晒さないで下さい。)
色が変わるので、ジャガ芋は焼く直前に卸します。
3)
ボールで1)と2)を合わせ、卵と小麦粉(米粉)を加え良く混ぜ、ここでも軽く塩・胡椒します。
4)
フライパンに油を慣らし、3)を1/2の量を入れ、薄く円盤形に拡げて蓋をして弱火で焼きます。
5)
暫くしたら(7〜8分程)蓋を開け、上から押して弾力が出たらフライ返しでひっくり返し、もう片面も蓋をしてじっくりと焼きます。
6)
一枚目が焼けたら再び油を慣らして、同じ要領でもう一枚分も焼きます。
ややこんがりと焼いた方がジャガ芋の香ばしさが出て美味しいと思います。
焼いた面はカリッとしていて中は柔らかく、ややモッチリとした食感に焼き上がります。
アクセントが欲しい方は、アレンジとして、パルミジャーノや粗挽きのブラックを入れると味にメリハリがでます。
(^^;
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
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