老化と人体
私達の体の機能はピークを超えたら徐々に機能は落ちて行きます。
いわゆる老化です。
ちなみに 今回は 鍛えれば何とかなる場所ではなく 鍛えられない所のお話。
人体は案外鍛えられない所の方が多いのですが、案外 無関心な人ほど「何とかなる!?」と思ってしまう方が多いようです・・・
若いうちは自覚することなく 時間が過ぎて行きますが 早い人は40歳前後から病気や体力等で 自覚するようになります。
そのくらいから焦って食べ物に気をつける人も出てきたりしますが実は少し遅いのです。(完全にダメではありませんが出来れば早い内から気をつけた方が理想)
っと言うのは 落ちて来た機能は 軽度の場合を除いて再度元通りに良くなる事はなかなかありません。
出来る事なら その機能が落ちる前にケアしてあげる事が大事なのです。
それなのに感覚は若い頃のままなので錯覚してしまう・・・
例えば 老眼なんかが良い例です。もちろん消耗した分もありますが経年変化 いわゆる老化の影響が大きい。
また 極端な例だと 大量にお酒を飲んで肝硬変や肝臓がんになってからでは なかなか元通りにはならないのと同じ。
軽度の場合は多少ケアできますが すでに老化した分までは 若い頃の様には戻らないのです。
人は[ 生まれてから大人に成長するまでに出来た体 ]が【100】とすれば
それを出来るだけ ゆるく下降させるしかなく
ある程度年齢を経てから鍛え【150】にする方法は基本的にないのです。
さて私達の体は 今【 何 】パーセント残っているでしょうか?
2014-12-09に紹介させていただいた記事の再掲です。
未来は分かりませんが・・・
現代の医学では 人体の部品交換はなかなか難しく クルマの部品と同じように簡単に交換出来ないもの。
今の所 一足飛びに体を新品同様に戻す方法は無く 結局は 毎日のマイナス要因をどれだけ減らせるかがポイント。
小さな事の積み重ねしかないのです。
とは言え いきなりすべてを健康的な生活にしましょう!というのではありません。
その理論を知り その上で自分で出来る事を探せば良いのです。
過ぎてしまった時間を嘆いても仕方ありません。
今 出来る事・・・小さな事で良いので これから変えていける事を変えて行きませんか?
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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