waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

どうして偽装が発覚しにくいのか?

 どうして偽装が発覚しにくいのか?

理由は以下

1 普段から「味を」意識して食べている事が少ない。

2 化学調味料や添加物のお陰で どの食品も味が均一化してしまってる

3 本物と偽物を食べ比べてみたりする機会が無い

4 見た目や雰囲気で誤魔化されてしまい 味が二の次になってしまっている

5 最初から そんな事は有り得ないと思い込んでしまっている

ある養鶏場では 普段 ちゃんとした非遺伝子組み換え飼料を与えているのですがある時 遺伝子組み換えの飼料を与えてみた所美味しくないのか 鶏がホトンド食べなかったそうです。

味覚をつかさどる味蕾の数からすれば人間は5000個以上。
鶏は20~50とも言われているはずなのにどうして人間に分からないのでしょう?

まして「野ねずみ」すら 遺伝子組み換え飼料には目もくれないで自然な飼料ばかりが狙われる始末との事。

人間だけが遺伝子組み換え食品を 誤魔化されて食べてしまっているようです。

人間は食べ物に対して美味しいとか不味いとかいう事ばかりを意識させられてますが その美味しいは企業が作り出した幻想かもしれません。
(美味しそうに見せるCM等 沢山ありますよね)

人間は その情報源として 視覚が60~70% 聴覚が30~40%と言われています。
現代では 味覚は それとは別になってしまっています。

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しかし 本来は見た目や 叩いてみた音や その他 臭いや舐めてみて食べられそうなのか?

トータルで判断してきた歴史が有るはずなんです。
しかし それらの本能的な部分が今は弱ってきていると感じます。

僕も普段から食品添加物や その他の物について色々と書いていますが 結局 言えるのは CMやパフォーマンスによる視覚や聴覚で騙されない事。

飲食店のセオリーとしても 内装5割 接客3割 味2割っと言うのが定説で意外に味の違いを理解されないがために 見た目や接客に力を入れるという事も多いです。

しかしながら本当は見た目ではなく 肉体や精神を司るエネルギーになる物なのですから 臭覚を含めた味覚が一番大事なはず。

誤解のないように書きますが
雰囲気等すべてを否定するわけでは有りません。
店によってはパフォーマンスが売りの所も有るでしょう。

ただ 食べてみた味わいが 最も重要なんだと言う事です。

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき紹介させていただいています。

 一般的に 
・面倒な事は考えたくない 
・難しい理屈を考えて食べるより美味しく錯覚させてくれれば それで良い・食材の命や成り立ちウンヌンよりも 自分が美味しければ良い

っという人も多いですが その繰り返しによって  一番肝心な 本能が退化しても良いのでしょうか?

結局の所 
 それらが結果として今日の偽装文化を育ててしまったかもしれません。

味覚さえしっかりしていれば極端な加工食品や極端に不健康な食べ物は本来自然に排除出来るものなのです。

すべての理屈や仕組みを覚えるのは 複雑化した現代社会では なかなか大変だと思います。

どうか ご自分の味覚を磨いて下さい。

それが自分自身の健康にもつながり 楽しみにもなり
昨今話題の偽装をも防ぐのです。

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。

https://www.facebook.com/aseed.jp

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