駅の売店前で見掛けた対象的な光景
駅のホームの売店前の出来事です。
30前後の若いお母さんが4〜5歳位の男の子と手を繋ぎ、売店の前に歩いて来ました。
「ねぇ、お腹空いたぁ〜。」
と、言っている男の子に対して、
「ちょっと待っててね。」と、彼女は言うとコンビニを一瞥しただけで弁当売り場へと足を進めました。
彼女は子供の健康に対しては、しっかり考えている様で、
店員のオバチャンに
「すいません、ちょっと見せて戴いても宜しいですか?」
と、伝えて了承をとると食品表示を確認し始めました。
5種類程あった弁当を確認すると、
「申し訳ないです。恥ずかしながら、この子は食べられないものか多いもので。ちょっと無理かも知れません。大変失礼しました。」
と、丁重に謝っていました。
おそらくは好き嫌いではなく弁当に氣になるものが添加されていたのでしょう。
踵を反して売店から離れると
「お外でお蕎麦屋さんを探してみましょうね。」
と、男の子に話し掛けながら登りエスカレーターに向かって歩いて行きました。
小田原で食べ物の研究と料理教室などをしていらした故平野鉄也さんのFBへの投稿記事を
了解をいただき2015-04-01に転載させていただいた記事を再掲しています。
入れ替わり位のタイミングで、下りのエスカレーターから、同じ位の年齢の若いお母さんと男の子が降りて来ました。
コンビニで買ったのでしょうか?
男の子は、見なれない包装から顔を覗かせているハンバーガーに噛りついていました。
男の子と繋いだ手の反対側のお母さんの手にはダイエットコーラが握られていました。
余りに対象的な光景でした。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品など waca-jhi's diary
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