waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

オリーブオイルの話 《 A seedさんより》

 この項はフェイスブックpageのA seed記事の転載です。フェイスブックをやっていない方も見られますので教えてあげてくださいね。また[+読者になる]を押してくだされば都度に配信されます。 

 

オリーブオイルの話

 

エクストラバージンオリーブオイルは圧搾抽出なので クセが強いけど風味が良いです。

 

 「ピュアオリーブオイル」みたいなヤツ(バージンじゃないタイプ)は 溶剤抽出の精製工程有りと言います所から自宅でもエクストラバージン使ってます。

 

また粗悪な激安品だと オリーブオイル以外の油を添加して 増量している物もある様なので 

 最低でも風味のしっかりしたエクストラバージンの方が比較的 安心です。

 結構 偽装が多いんですが あまり話題にならないみたいです。

 

また味の違いを覚える為にも 

 一般家庭なら少量ずつ 買い求め 色々テイスティングするのはとても良いと思います。

 

 世界的に見ても先進国中 日本とイタリアは 心臓疾患や血液が詰まって亡くなる方が非常に少ない国だと言われています。

 日本は納豆 イタリアはオリーブオイルではないか?

と言われているくらい。

 

この貴重な先人の知恵と 自然の恵みを大切にしていきたいものです。

             

オリーブオイルはオレイン酸を豊富に含むヘルシー食品。

オリーブオイルを常用している地中海地方で動脈硬化や心疾患が少ないことで注目されたのはご存じの通りです。オリーブオイルに高濃度で含まれるオレイン酸には善玉コレステロールを維持して悪玉コレステロールだけを下げる働きがあるとされ、内臓にも優しいことが分かっています。

 

オリーブオイルを150℃〜180℃に加熱すれば上記の効能は失われてしまうだけでなく、一部が有害なトランス脂肪などに変わります。

オリーブオイルはなるべく150℃以上に加熱しないでください。特にエキストラバージンオイルは熱に弱いので加熱しないで下さい。

 

フライパンや鍋の通常の加熱では底面温度が軽く150℃を越えています。炒め物にはサラダ油〈 ↓waca.jhiからの注釈〉の方がいいでしょう。サラダやパスタの仕上げに香りの良いエキストラバージンオリーブオイルを振りかけるのが正しい使い方です。香りも味わいも格段に良くなります。

〈↑注釈 / サラダ油 や天ぷら油の表記のものは必ず裏面の「原材料(遺伝子組み換え作物など)」を確認してください〉

 

イタリアではオリーブオイルを少量だけほんのり温めて寝る前に飲むことがありますがとても理にかなっているのです。

 

オリーブオイルは光にさらされると酸化をはじめるので必ず、遮光瓶にはいっているものを選んで下さい。透明なガラス瓶で売られているオリーブオイルは見た目は綺麗ですが、酸化が進むのでお勧めできません。

質の良いエキストラバージンオイルはオリーブの野菜ジュースです。加熱しないでそのまま仕上げにお使い下さい。

 

ネットショップを見ると無数に出品されていますね。美辞麗句のセールストークでビジネスとして愛情もなしに販売する会社もあれば、実際に現地まで買い付けにいく良心的なお店もあります。

口当たりの良いセールストークに左右されないようにしましょう。

 

 日本人は家庭料理で日々イタリア料理を作る機会は少ないでしょうから小瓶を買いましょう。開栓した瞬間から酸化が始まります。商品が届いたら生の状態でティスティングして好みにあうかどうかチェックしましょう。ピカンテ(辛み)のあるものが好みなのか、フルーティーなのが好みなのか? 

 

日本人にはフルーティーで香りが強く、ピカンテでないものが良いでしょうね。イタリア料理に慣れている方はピカンテをお勧めします。

 

オリーブオイルは歴史であり、偉大な文化です。「モノ」ではありません。文化と歴史と生産者に敬意を払いながら、正しい知識をもって感謝の心で。

 私たちがなにげなく食べてる調味料には気の遠くなるような歴史と文化の賜なのです。

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 a seed プロデューサー  現代自然派調理研究室 Jeff

 元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち

現在は静岡県焼津市の会員制レストランで

食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。

https://www.facebook.com/jeffrielau

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