日本の残留農薬基準 農薬
日本の残留農薬基準は欧米に比べてかなり緩いことはみなさんご存じだと思います。
イチゴにおいてはEUの300倍、アメリカの5倍となっています。
どれだけ使っているかは別にして、許される範囲が他国と比べてこんなに緩いのです。
そのことを象徴しているのが、平方キロメートルあたりの農薬使用量は2008年まで全国1位。
2010年に韓国が1位となり日本が2位となっています。
また、ミツバチが大量死することで問題視されているネオニコチノイド系農薬は、神経伝達物質アセチルコリンの受容体が標的になります。
これは、人においても重要な神経伝達物質です。
このことを懸念し、アメリカのホームセンターなのではネオニコチノイド系の農薬を使った商品の取り扱いを廃止していく流れが出ているそうです。
しかし、日本では、規制がないどころか、使用範囲が拡大されようとしているのが現状です。
それに反対するグリーンピース(国際環境NGO)は、「ミツバチや子どもと食の安全を守る法律」を求める署名活動を実施しています。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/csr/blog/52638/
農薬の残留基準緩和を止める活動と厚生労働省
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/52492/
このような活動と国の動きがあるということ、そしてこのような状況の中で生活をしているということを、我々消費者は知った上で消費する必要があると感じます。
国の基準を満たしているから安心だとするかとうかは、日本以外の国の基準や動きを視点に入れて、判断すべきだと思います。
世界各国で危険視されている農薬の基準を緩和しようとしていることを知ることも大切ですね。
ネオニコチノイド系農薬、人体へのおそれ
http://no-neonico.jp/kiso_problem1/
ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され、5年後には寝たきりになるとの宣告を受け一時は悪化していたものが、「…小さな光を追いかけ続けた結果、約4年で血液検査も正常値に戻り、自力で立てる、走れる、自転車に乗れるまで回復しました…」との体験をもとに、現在は難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。 難病克服支援センター https://www.facebook.com/nks.center |