waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

缶コーヒーは かなり薄い

近年はさっぱり飲まないのですが

ふと 若い頃よく飲んでいた缶コーヒーって 美味しくなかったけど どうして?っと思い調べてみました。

すると…ビックリする程の少ない豆で出来ていたのと ずっと温めすぎで変質してしまっていたようです。

まず調べたのは 「コーヒー飲料の表示などに関する公正競争規約」っと言う物がありました。

これは公正競争規約とは 事業者または事業者団体が 過大な景品類の提供や不当な表示を防止するために設定する事ができる自主的なルールのことです。

 このページはフェイスブックページ "A seed" さんから転載させていただいています。

 1975年のブラジルの大霜害の時に生豆が高騰し粗悪品が出回る恐れが有った為 業界で同年制定

その後公正取引委員会が1977年に正式制定したんだそうです。

一応 これに最低限 則って作っていると仮定して…

コーヒー飲料等」とは、

(1)「コーヒー入り清涼飲料」 (2)「コーヒー飲料」 (3)「コーヒー」

の三種類 に分けられます。ただし、飲用乳の表示に関する公正競争規約の適用を受けるものを除く。

具体的には・・・

(1)「コーヒー入り清涼飲料」は、内容量100グラム中コーヒー生豆換算で

 1g以上2.5g未満のコーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分を含むもの。

(2)「コーヒー飲料」は、内容量 100 グラム中コーヒー生豆換算で

 2.5g以上5g未満のコーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分を含むもの。

(3)「コーヒー」は、内容量 100 グラム中コーヒー生豆換算で

 5g以上のコーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分を含むもの。

(1)と(2)の ミルク等の添加物だらけなので問題外として(3)の「5g」ってどのくらい?

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(営利目的ですから5g以上入れることは通常 プレミアム品以外ありえませんので 最低ラインで換算) 

丁度 生豆が手元に無かったので焙煎後の豆で計ってみました。

生豆は水分が多いのでこれよりさらに少なくなります。

焙煎豆を使用するときは1.3 倍と有りますので、焙煎豆で結局37粒で 5gになりました。

っという事は5グラムは多くみても30粒くらいしかない事になります。

写真で言うと1列と2粒外す計算です(赤枠の中だけになります)。

っという事は 通常淹れる量の5分の1から 2分の1です。 

ましてコーヒー飲料の2.5グラムじゃ 15粒くらい・・・コーヒー入りなんて・・・

こんなに薄いものはすでにコーヒーと言えるのか・・・

ちなみに 缶コーヒー原価は15円~16円と言われ 缶が25円 高く見ても41円程度だそうです。

また缶入りホットコーヒーは3日~程度でかなり味が落ちてしまうそうです。(ベンダーさん談)

自販機で買うときは商品の回転の良さそうな所でアイスコーヒーを買った方がまだ本来の味に近いものを楽しめるそうです♪

最近は コンビニでも そこそこのコーヒーが飲めるようになりましたが 自宅で その過程も楽しみながら淹れるコーヒーが
一番良いのかもしれません♪

a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau

                            

彦根市の坂根龍我さんの漆作品など一望は waca-jhi's diary 。

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