waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

カフェイン入り炭酸飲料に ご注意

カフェインは、様々な炭酸飲料の成分として添加されて、よく知られている興奮剤です。

以下の数値はクロマトグラフィー法を用いて大手ブランドの炭酸飲料のカフェインの内容を分析した数値だそうです。

一般的な炭酸飲料のカフェイン量
(実際に飲む量を考え すべて500mlペットボトル1本分換算してます)

コカ·コーラ・・・・・・・・・・・・・・・・・48mg
ダイエットコーラ・・・・・・・・・・・・ 65.6mg
ペプシ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55mg
ダイエットペプシ・・・・・・・・・・・・52mg、
ドクターペッパー・・・・・・・・・・・ 60.35mg
ダイエットドクターペッパー・・・・ 62.4 mg
マウンテンデュー・・・・・・・・・・・77.63 mg
ダイエットマウンテンデュー・・・78.2mg

さて これだけでは 何とも言えませんが 

最近分かって来たのは 紅茶やコーヒーと違い

カフェイン入り炭酸飲料は 強い眠気や 睡眠呼吸障害等に 深く関わっていると言われています。

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  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき、
2015-09-26に紹介させていただいた記事の再掲です。

 

米ジョンズホプキンス大学のR. Nisha Aurora氏らは、

カフェイン入り炭酸飲料の摂取と睡眠呼吸障害との間に何らかの関係が見られると、米医学誌「Chest」に発表しました。

眠気は睡眠呼吸障害の中で一番困った症状の一つです。

カフェインが頻繁に眠気を回避するために使用されますが、睡眠呼吸障害とカフェインとの関連が十分に調査されていませんでした。

今回 睡眠呼吸障害はフルモンタージュ睡眠ポリグラフ検査で評価しました。

カフェイン計算は、ドリンクは本数を計算 コーヒーや紅茶は 使い捨てのカップの数を計算

結果: お茶・紅茶・コーヒー等ではほとんど影響が無く、カフェイン入り炭酸飲料の摂取量が睡眠呼吸障害の重症度と関連していた。

特に女性の場合、睡眠呼吸障害がない人と比べ、

睡眠呼吸障害が軽度の人でカフェイン入り炭酸飲料を飲む割合が1.20倍、中等度で1.46倍、重度で1.73倍と、病状が重くなるにつれて増えていった。

男性では、重度の人だけがカフェイン入り炭酸飲料の摂取と関係していた。

どうも睡眠呼吸障害に対してコーヒーやお茶はあまり影響しないのにカフェイン入り炭酸飲料は影響が大きいようですね。

この違いは炭酸飲料に含まれる 炭酸や糖分など他の因子が影響しているのではないかと考えられますが

まだ そこまではハッキリ分かっていないようです。

眠気覚ましに飲むなら カフェイン入り炭酸飲料より お茶やコーヒーの方が まだリスクが少ないようです。

参考までに・・・

以下は お茶などのカフェイン量 目安です。
(一般的な量として一杯 150mlで換算しています)

日本茶・・・・・・・・・19~32mg
紅茶・・・・・・・・・・・・・・・30mg
インスタントコーヒー・・・・40mg
レギュラーコーヒー・・・・60mg

 

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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