遺伝子組み換えリンゴ その必要性は?
茶色く変色しないリンゴ、TPPで日本にも輸入されるのか?
通常 リンゴを切っておいておくと 当然ですが切り口が茶色くなってしまいます。
その為 私達は茶色くならないように塩水に漬けたりレモン汁を塗ったりするんですが・・・
今回 カナダのオカナガン・スペシャリティ・フルーツという会社が作った遺伝子組み換えリンゴが昨年末米国農務省で販売の許可を得たとのこと。
今回 米国農務省が承認したのを受け オカナガン社は 念の為
今度は米国食品医薬品局(FDA)に申請を出し 食べても安全という証明するためのテストを自主的に行っているそうです。
これは農務省に既に承認されているので絶対に必要ではないテストですが FDAが 遺伝子組み換えリンゴである表示を義務付けるか 変色しないリンゴを表示するか どこまで手を出すのかは現時点では不明です。
オカナガン社は 遺伝子組み換えブランドである雪の結晶のシールを貼っても良いとの意向は示しているとの事。
今までも遺伝子組み換え作物は トウモロコシや大豆等 いろいろ有ったのですが 大半は 直接食べるものではありませんでした。
しかし 今回は かなり一般的な食べ物であり 且つ 加工しないで直接食べる遺伝子組み換え作物であり 一切の表示無しで普通のリンゴと同じように販売される可能性が高い為に問題になっています。
その為か 米リンゴ農家では リンゴそのものを敬遠されてしまうのではないか?と既に懸念しているそうです。
ちなみに日本でも2011年から 遺伝子組み換えの表示付きで ハワイの遺伝子組み換えパパイヤがコストコなどで売られている例はあります。
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
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