waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

回復を認められない医師

患者にとって医師の言葉は強く心に残ります。

遺伝性の筋肉疾患の女の子

8歳だった2年前にお母さんから相談を受け

まず最初に低体温が改善されて排毒が始まりました。

アトピーのような湿疹、便の量や尿の回数が増えていきました。

増えなかった体重が徐々に増えていき、転ぶ回数も減り、歩くスピードも速くなっていきました。

走れるようになり、その姿も軽やかになっていきました。

膝に手をつかなくても立てるようにもなりました。

2年経った今、自転車にも乗れるようになりました。

性格も明るくなり、学校では伸び伸びと過ごしているようです。

これが2年間の変化です。

そして、年に一度の検診日

医師からの質問は

「階段は手すり使わないとダメでしょ?通学は、車でしょ?」

階段も手すりなしで大丈夫というと、信じられないという表情だったそうです。

その後の握力検査では、昨年7だったにも関わらず、今年は12

すると医師からは信じられない言葉が。。。

「血液検査はしない、しても変わらないから」

年に一度の検診なのに、血液検査してくれなかったそうです。

しかも回復を喜んでくれる訳でもなく「良かったね」の一言もないとのこと

年々回復していく女の子

その現実は医師が学んだこととはかけ離れていたのでしょう。

 

この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。

勉強し学んだことで医師になり、そのプライドで生きているのに

それを否定せざるを得ない現実を目のあたりにした時に

おそらく、検査するのが怖くなったのでしょう。

勉強ばかりし、ようやく手に入れたものが違った時

そのことを受け入れたくないという自己防衛が働く医師もいるでしょう。

今の自分を否定することに繋がりますからね。

しかし、学んだこととは違う現実を目の当たりにした時

その事実に興味を持ち、積極的に検査し、なぜ回復したのかを知りたいと思う医師も中にはいると思います。

これは医師としての知識や経験、能力の問題ではなく、人としての人格や器の問題なんだろうなと思います。

親の子への想いや願いが、今の娘さんの姿を作りました。

そういう思いに寄り添える医師が増えて欲しいです。

回復し、握力まで上がり、自転車にも乗れるようになったことを一緒に喜べることは

医師である以前に「人として」という部分です。

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どの職業でもそうですが、相手を想う「人として」の部分がないと何も成功しませんし、それは職業ではなく独りよがりにすぎないです。

医師は命に関わる、人の人生を左右する重要な仕事ですし、誰もが簡単になれる職業でもありません。

ですから知識や能力も大切ですが、人を想う気持ちは忘れないで患者と接して欲しいです。

女の子、自転車に乗れた時は、凄くすごく嬉しかったと思います。

報告を受けた時、私の娘が初めて自転車に乗れた時の顔を思い出しました。

あの顔を忘れることはありません。

同じような笑顔で自転車に乗れたのだと想像すると、言葉では表せない気持ちになりました。

来年は、もっともっと主治医を驚かせて欲しいです。

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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