waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

ジャンクフードと脳機能

ジャンクフードが止められないのは 脳の機能が低下しているから。
...自制心に関わる脳機能が落ちている。

カナダ、オンタリオ ウォータールー大学のPeter Hall氏らの発表から・・・

脳の一部 背外側前頭前皮質は、人の自制心に関わる部分だそうですが 今まで ここの活動が活発になれば自制心が利くようになる事が分かっていました。 

今回の研究では この部分の機能が低下すると 自制心が抑えられなくなりジャンクフード等へ走ってしまう事が分かりました。

今回の研究では 脳の磁気刺激という形で、一時的に脳の左背外側皮質の活動を低下させる実験をしました。

その結果、機能が低下している時は強い欲求を抑えられない事が判明。
このような研究は今回が初めてだそうです。

「背外側前頭前皮質は長年、無意識にやってしまう事を止めるのに役立つと考えられていたが 今回の研究で分かったのは 自制心を保つには、脳も健康的な状態にしなければならないという事。
 また背外側皮質の機能を健全に保つことによって肥満やその他の慢性疾患の可能性が減少する可能性がある」と言っている。

 

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき、
2014-10-13に紹介させていただいた記事の再掲です。

 

問題はどういう風にすれば 低下して どういう風にすれば機能がアップするのか?が重要ですが 今回の研究はそこまでは発表されていません。

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「ジャンクフードを食べることで機能が低下し さらに食べてしまう」という悪循環なのか? それとも疲れや偏った食事で低下している時にジャンクフードを欲してしまうのか?

自分自身の経験から思うのは・・・
疲れているときにご飯の支度を面倒に思いインスタント品を食べてしまうと 悪循環に陥りやすいように思います。

どんなに疲れていても ちょっとだけ我慢して ちゃんとした食事を作ればジャンクフードに手が伸びることはありません。

疲れている時がキーポイントのような気がします。

あと いつも書きますが 普段 健康を保つためには 極端な食事でなく 偏らないバランスの良い食事を普段から心がけることが重要です。

「〇〇をすれば 大丈夫!」なんて安易な解決方法は有りません。
あるのはいつも地道な積み重ねなのです。

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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