食べ物の断捨離
よくニュース等で
「○○の成分を抽出して・・・その成分を利用した健康食品や新薬を開発」みたいな事を聞きますが あまりそれだけに囚われると失敗する事が多い。っというのは 含まれる成分の一部だけが作用していたのではなく様々な成分が複雑に絡み合って 1つの結果を出す事が多いからです。
その上で あちらを立てれば こちらが立たずという
ジレンマに陥ったりする事が多い。
そこが開発の難しさ・・・
近年のカロリーオフの人工甘味料が 良い例です。
カロリーオフでも太る事が証明されつつあります。
そう思うと 健康食品や薬自体を全否定はしないけれど
やはり基本は食べ物から多様な栄養素をバランスよく摂ることが大事だと思います。食べ物もバランスが重要です。
意識として「食べ物は薬」だと思えば
おのずと素材の良い物を吟味するようになるし
明らかに悪いものは避けるようになるものです。
一番 良くないのは アルコールで言えば
通院しながら痛飲するようなパターン(苦笑)
(意外に多いから洒落にならない)
添加物だらけの食事をしていて 具合が悪くなっても文句は言えない。(もちろん添加物が原因の全てではないが)
このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき
2013-12-22に紹介させていただいた記事の再掲です。
2013-12-22に紹介させていただいた記事の再掲です。
食べ物も 断捨離と同じです。
断 身体に不要な食べ物を断ち
捨 不要な調味料や加工食品を捨て
離 それらに対する執着を捨てる
また そうする事で本当に価値の有る食べ物が見えてきます。
昔に比べ現代は 量販店等に行けば
○○の素みたいなものや 調理済みのパックや冷凍食品等が大量に販売されています。
食の多様化は 一見 生活水準が上がったかのような錯覚を覚えますが残念ながら現実は違います。
売り手側は 利益確保の為に出来るだけ素材を落とし 落ちた素材の為に見た目や印象で誤魔化す事が当たり前になってしまっています。
見た目や印象・・・これは昨今の偽装事件等とも繋がっているのではないでしょうか?
本当に価値のある素材は あまり手を掛けなくても美味しいものです。
素材の味を大切にするなら コテコテと味付けしてはいけません。
細かい事を言ったらキリがありませんが 本当に美味しい素材は 塩のみでも美味しく食べられたりします。
そもそも味付けの基本は「塩」です。
一般的な しょうゆやみそやソース等々の基本の味は
全部 塩が元になっています。
見た目や印象で食べるのではなく
普段から シンプルな味付けで 素材の素の味を
味わって食べれば 不自然な食べ物は 自然に避けられるようになります。
みなさんも「食べ物の断捨離」始めてみませんか?
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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