waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

本当の [地鶏] は少ない?

最近テレビで紹介される 飲食店の情報や 産直製品の情報 

以前なら 「○○地鶏です!!!」って言っていたのに「○○鶏です!!」(つまり銘柄鶏の事)って言うようになった。

昨今の偽装問題 誤表示問題の影響もあってかメディアが神経質になって来たからだと思います。

良い事です♪

以前は 「地べた」で育てれば「地鶏」とか「地元」の鶏だから「地鶏」と言っていたりして表示が結構イイカゲンだったのです。

本当の地鶏の流通量は 鶏全体の2%とも言われているくらい大変 貴重な鶏。

 このページはフェイスブックページ "A seed" の記事の転載です。

現在 地鶏として売られている物の定義は

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在来種 純系、または在来種を両親か片親に使ったもの

飼育期間   80日以上 28日以降平飼いで 1平米 10羽以下で飼育した鶏

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詳しく知りたい方は Wikipedia 地鶏等 ご覧下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/地鶏

鶏肉の味については 品種の良し悪し エサの質や環境 そして飼育期間の長さは適切か?でも違います。

一般的なブロイラー食肉用鶏は 40日~50日で成鶏になりますから 地鶏の80日以上だと かなり しっかり目に育てた鶏ですね。

農家さんにもよりますが 120日以上育てる人もいるくらい。

ただ問題は 比較的長めに育てれば味も良くなりますが その分エサ代も掛かります。

そうなると同じ鶏肉でも価格は全然違ってきますので そのさじ加減が農家さんの腕の見せ所でもあります。

また狭いところで育てた場合 

鶏は気性が荒いものも多く 攻撃的になり双方を傷つけてしまう事があるので 出来るだけゆったりとした環境で育てる方が良いとされていますが

限られた農地ですからその辺の加減も農家さん次第。

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ただ 誤解の無いように書きますが 全ての地鶏が優れていて 地鶏以外が全て劣っているという訳では有りません。

過去に「地鶏」という名称を使い お客様に良い物だという風に見せかけていた業者がいたので 今回 正しい定義をご紹介致しました。

全てが絶対そうだとは言いませんが

一般的に 地鶏はブロイラーより味は濃いですが 肉質が硬めな物が多いです。

また厳密に言えば地鶏ではないけれど とてもバランスの良い美味しい鶏も沢山存在します。

ただ本当の地鶏を召し上がる機会が有れば 

大変貴重な機会ですから じっくりとその違いをご堪能下さい。

a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。

https://www.facebook.com/aseed.jp

                            

彦根市の坂根龍我さんの漆作品など一望は waca-jhi's diary 。

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