waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

合成保存料の表示法

合成保存料の表示が不思議
俗に言う 合成保存料です。

原材料表示には「安息香酸」や「ソルビン酸」と書いてある事が多いです。
旧厚生省は どちらも天然には存在しない物としている為 俗に合成保存料と呼ばれています。

また これらが使用されていない場合

なぜか表側に「合成保存料不使用」っとデカデカ書かれる事が多いです。

使用している場合は 写真のような表示で済まされます。

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「使用している時は地味に・・・」「してない時は派手」なので そもそも どれが合成保存料なのか消費者には非常に分かりにくい。

安息香酸とは元々は安息香の木の樹液を化学的に変化させた物。
他の酸と反応するとベンゼン等が生成される可能性があり ガンや白血病のリスクが高まる可能性があると言われている。

単体での実験では毒性は低いとされている。

ソルビン酸は細菌等にとっては疑似餌みたいな物 食べても栄養にならないので細菌は増えないという理屈

単体での実験では毒性は低いとされている。

 

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき、
2014-09-18に紹介させていただいた記事の再掲です。

 

しかしどちらも 複合試験はしていないので 複数の成分が合わさった場合の安全性は非常に不透明。

単純に合成だから危険 天然だから安心とは言い切れません。天然でも危険な添加物はあります。

ただ 何よりもここで言いたいのは 分かりやすく表示するかしないかの問題なんです。

どうして合成保存料「不使用」の時には大きくアピールするのか? どうして使用していると「合成保存料」と言わないのか?

暗に合成保存料は何らかのリスクが高いのでは無いかと疑ってしまうのは そういう所にも問題があるのでは無いでしょうか?

本当に毒性が弱いと言うなら どうして不使用の時だけ強くアピールするのでしょう?

基本的に食品添加物すべてが危険だとは言いません。

ただ 各社こぞって大量に使用しているので複合毒性が心配なのと自然な物に比べ過去の実績が無いから不安なのです。

1000年以上食べてきたものと ここ20~30年しか食べていない物とリスクを考えれば リスクが高い方は後者でしょう。

今は認可されていても数年後に使用禁止になったり いつの間にか消えている製品等も良くある話。
(アカネ色素や某社トクホ食用合成ココナッツオイル等)

だからこそ まず知ること。 

無用なリスクを負わないよう勉強する事が大事だと思います。

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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