ビール純粋令をご存じですか?
今回は小杉さんのページへのご自身のコメントを写させていただきました。
興味の惹かれるコメントでしたので掲載させていただきました。
了解をいただき2015-09-20にF.B.pageから紹介した記事の再掲です。
本場ドイツでのお話・・・・・
中世からドイツでは、おいしく品質のよいビールを作ることを守ってきました。
文書で確認できる最古の条例は、1156年にアウクスブルクで制定されたドイツ最古の都市法で、
中にはビールについて「劣悪なビールを作るものあるいは量をごまかすものは処罰に値する・・・」と定められています。
それらの集大成といえるのが1516年4月23日にバイエルンのヴィルヘルム四世が発布した「ビール純粋令」と言えるでしょう。
『ビールは麦芽、ホップ、水のみによって造られるべし』と定められています。
当時はまだ酵母が知られていませんでしたが、16世紀半ばには「ビール純粋令」にもビール酵母が加えられました。
「ビール純粋令」はその後の歴史を経て生き続け、
500年以上経った現在でもドイツ国内で醸造されるビールに「ビール純粋令」が受け継がれています。
食品に関する条例としては世界最古と言われる所以です。
ドイツでは「ビール純粋令」が発令された4月23日を「ドイツビールの日」と定め、各地でイベントが開かれています。
ドイツ食品普及協会のHPより
これから見ると
本場・ドイツでは、原料が麦芽とホップ以外のものは、ビールではない。
一方、日本は屑米、とうもろこし、コーンスターチなど様々な「副原料」の添加を許し、
日本人好みの商品が続々、発売されてきた。
さらに、マスコミが示し合わせたように「第3のビール」と持ち上げ販促協力する擬似飲料まで含めると、
本場基準でビールと呼べるものは、ヱビス(サッポロ)、モルツ(サントリー)など数えるほどしかなく、
数量ベースでは、なんと全体の5%程度しかないことが分かった。
本場 ドイツから見たら 日本のビールは、いびつです。いかがでしょうか?
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品を主に waca-jhi's diary
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