活きるために生きる
生まれ持った体質は大きく2つに分かれます。
アレルギー体質(副交感神経優位体質)と癌体質(交感神経優位体質)
免疫が活発に働きやすい体質とそうでない体質です。
現代は2人に1人が何らかのアレルギーを持つと言われています。
そして、2人に1人が癌になると言われています。
ということは、(2分の1)+(2分の1)ですので全員ということになります。
程度は違えど、ほぼ全員が何らかの疾患になる時代だということです。
日本にいる人のほとんどの人が健康失敗者だということになります。
アレルギー体質なら、ちょっとしたアレルギー反応から自己免疫疾患まで程度は様々です。
癌も様々です。
程度は違えど、何らかの異常を体が起こすということです。
また、それが大人だけでなく子どもたちにも影響しています。
50年前にはなかったグレーゾーンと言われる子が、この15年で急増しています。
どこの小学校も特別支援クラスが満席になってきているのです。
子どもにグレーゾーンという言葉は適切ではないと思います。
しかし、昔でいう個性の範囲が大きくなり特別扱いされる子が増えていることは確かなのです。
また、アレルギー体質や癌体質も今に始まったことではなく、何十万年もの間、引き継がれてきた遺伝子であり体質なのです。
要は、遺伝子は同じでも病気の発病率が急激に上がり、それと並行して子どもの個性の幅が異常に広くなってきているのだと思います。
今までは遺伝子の個性が単なる体質や気質として病気になることもなく一生を終えられていたのです。
しかし、今ではほとんどに人が何らかの疾患を持ちながら生きていく
子どもの体質や気質も個性として活かされていたにも関わらず、現代はその範囲や幅が広がりグレーゾーンと言われている
それが今の現状なのです。
このような流れの中で懸念されるのは、そういった現状やいま起こっている事を異常ではなく当たり前のことのように受け入れてしまうことです。
2人に1人が癌になる時代だと言われれば「そういう時代なんだ」と受け入れてしまい
「でも医療があるから、癌になったときには何とかしてくれるかな」と今の時代に合わせた考えを持ち
簡単な10項目程度のチェックリストで、自分の子供が発達障害だと言われたら「そっかぁ。。。、そうだったんだ」と認めようとする
難病になったら「治らない」という医師の言葉に従い「治らない」と言っている医師の処方を守って治らない自分を受け入れていく
そんな流れの中で違和感や疑問を持ち「いや、そうじゃないだろ~」と、そんな流れに乗らない人が極めて少ないのだと思います。
協調性ということで周りの状況に合わせて生きることも必要です。
しかし、違和感や疑問を感じて、身の回りの異変から何かに気づき、自ら変えていこうと行動するのが「活きること」なのだと思います。
活きてない、生きてるだけの人ばかりになっては、今の異変も大きくなっていくばかりで、そんな中で生活していると益々ストレスが増していくでしょう。
その一人一人のストレスが、今の異変をもっともっと大きくしていき、病気や発達障害だけでなく異常な事件へと繋がっていくのだと思います。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
そして、いつも一番に犠牲になるのは子供たちで、そんなことに慣れっこにならないように
「活きるために生きる」
そんな大人が少しでも増えて欲しいと願います。
先月に小学生の子供を持つお母さんたち70名に講演させていただきました。
そこに参加されていた方の意見として「目から鱗だった」というのです。
でもね「人間の体は食べ物で出来ている」
当たり前のことを話しただけなのです。
最新医学の話をした訳ではなく、誰も知らない真実を話したつもりもなく
動物にとっては本能的に備わっているはずの失ってはいけない当たり前のことなのです。
未来ある子供たちの為にも、大人たちが人間として動物として、また自然界の一部として大切なことを見失わないようにしたいですね。
難病克服支援センター
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彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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