waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

食品添加物をなぜ排除したいのか

いつも食品添加物の話題になると 

「どこがどう悪いのか説明して!」とか 「何を根拠に言っているの?」っと言う人がいますがそもそも「食品添加物が悪い!」なんて言ってません。

悪いか どうなのか分からないから 基本的に使わないほうが良いと言ってるだけです。

いつも言いますが食品添加物を 使いたい側は その安全性を強調するよりも 危険性の可能性を優先し考慮すべきです。

実際 発がん性物質が含まれていたりする事も有る訳ですから 問題は その摂取量。

摂取量だけ言えば マウスやラット等のデータを元に人間の体の大きさ等を考慮した安全係数を100倍にして計算しています。

ただ この100倍も ケースバイケースで あまり臨床試験数が無い場合は200倍だったり500倍だったり変えて計算したりしています。

一応安全じゃないか?っというレベルを経験と想像で判断しているだけ。

単純に摂取量は出来るだけ少なければ少ない方が良いと考えます。

また誤解しやすいのは 極端な例ばかり(発がん性や奇形性等)ばかりが注目されますが 食べて胃が若干荒れて すぐに治ったりするような事があります。

これはマウスやラットに聞くワケにもいきませんしマウスやラット自身も 実際の所は分からないのです。

それらの影響が 後から どこにどのように出てくるかも簡単には分かりません。

f:id:wacag:20141104193005j:plain

そして 複数の添加物が合わさった場合の複合試験もされていません。マウスやラットもこれについては知りませんし経験もないでしょう。

そんな状態の試験結果を鵜呑みにして 100%安全だと思って食べる事は ある意味リスキーな事だと思います。

入れなければ 古来からのリスクのみで済む物を あえてさらにリスキーにする必要性はないのです。
添加物を使うことによって増えているリスクを無視し添加物の良い所だけに注目するのは愚かです。

どちらのリスクも公平に読み解く必要があります。

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき、
2014-12-21に紹介させていただいた記事の再掲です。

こう書くと「添加物のお陰で 腐敗を防ぎ 食中毒が少なくなっている事を分かっていない!」っという方もいますが

それも 「利益の為に長期保存運搬」しようと思うから添加物が必要になっている事を忘れています。

腐敗するほど時間を置くことが問題。 自分で作って 出来立てを食べればそれで済むはず。

作るのが面倒臭いから 既製品を食べてお茶を濁す人が増える。

そういう人を増やせば増やすほどメーカーは儲かります。

だから一生懸命CMや広告で ある意味 洗脳するのです。

他にも 安く食べられるのも添加物のお陰ですが

加工代が掛かっている上に 安いのは おかしい事に気がつかなければなりません。

素材を買って来て自分で料理するのが一番安いです。加工用の素材を手に入れられれば相当安くなるでしょう。

自分が楽をしたい為に・・・面倒臭い事をしない為に

安全かどうか分からない 添加物をあえて食べようと思いますか?

 いや 自分は もう年だから良いかもしれません。

しかし 自分の子どもに そのような不安のあるものを食べさせようと思いますか?

 僕は食べさせたくないです。

そんなのは平気だよ。 気にしすぎだよ。という方は 

それで結構ですし そのような方は ここを読まなくても大丈夫です。

どうぞ御自由にご判断下さい それはそれで仕方ない事です。

ただ ここを読まれる方は 気にしている方ですし平気ではない方なのかもしれません。少なくても僕は平気ではなかったし平気ではなかったから今も気になります・・・

平気だと思っていた頃は ただ無関心なだけでした。 体調の変化にも気がつかない無頓着な人間でした。

今は食べた物で 体調が変わることを実感できます。

病的に 添加物を排除しようとしているのではありません。

普通にちゃんと料理を作ったらそもそも入らない物なのです。

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

食⇔ #健康 をもっと知ろう i Pinterest

                 

 

彦根市漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary

waca-jhiのblogの一望は wab's blog