毒と薬の差
すべての物質は有害である。
有害でない物質はなく、量によって 毒か薬か が決まる
パラケルスス(1493-1541:医師)
通常は安全である食品でも、
ある量以上が 一度又は長期的に反復して体内に入ると
生理・生体機能に障害を生じます。
例えば、砂糖を一度に大量に取れば身体に変調をきたします。
砂糖の急性経口毒性値(ラット、LD50値)は、体重1kg当り30gです。
これは、体重50kgの人を考えた場合、1500gの砂糖を服用すると
半分の人が死んでしまうことを意味します。
食品添加物やその他の物も 完全なゼロリスクは存在しません。
なぜならこの世の全ての物質や存在はバランスで成立っているからです。
20115-05-29に紹介させていただいた記事の再掲です。
何々が良いといって それだけを食べたり
何々が悪いといって それだけを毛嫌いして食べなかったり・・・
そういうのはフードファディズムと言います。
いつも言いますが 天然は安全で人工は悪という事ではありません。
細かく言えばキリが有りませんが まず何よりも安易に多用し過ぎる事や 使う濃度が濃くなりやすかったりして 無意識のうちに正しい味覚を狂わせる事が良くないのです。
何事も過ぎたるは及ばざるが如しです(^^;
写真は左がトリカブトの花 右はカプセル剤
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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