waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

それでも娘の体は回復していた

本当のことは未来になってみないと分からないですよね。
いま、起こっている出来事、その延長線上にどんな未来が待っているか?
それは、未来になって初めて分かることなのです。
ただ、苦しくて不安な時期は、目の前に何が起こっても明るい未来は想像できませんよね。
私もそんなことがたくさんありました。
何が起きても、それがどんな未来に繋がっているか分からないのに「更に悪い方向へ向っている」そう決めつけてしまうのです。
苦しく不安な日々にもかわわらず、更に悪い方向へ向かい始めた。
そう思い、苦しさや不安は更に増していくのです。
しかし、次から次へと増していく苦しさの原因は、目の前に起こる変化や出来事ではありません。
その時の精神状態が原因なのです。
何が起きても悲観的に物事をみてしまう、そんな精神状態だということです。
決して悪いことばかりが起こっている訳ではないのです。
未来にとって良いこともたくさん起こっているのです。
そう思えない、そう見えないだけなのです。
娘が治らない病気と宣告されて、いろんな事に取り組みました。
食事改善、デトックス、腸内環境改善、メンタルケア
素人ながら、勉強しながら、今思うと間違ったこともたくさんしながら、前へ前へと進みました。
知識はなくても、思いだけは誰にも負けない。
親ですからね。

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ただ、親だからこそ思いや願いが強くなり、苦しさや不安は強くなりやすかったです。
希望を探しプラスへ向いたい気持ちが強ければ強いほど、物事を悲観的に受け止めてしまうのです。
希望を持てば持つほど、絶望も一緒についてくるのです。
プラス思考でいようと思えば思うほど、マイナス思考な自分が表れるのです。
希望より不安や恐怖の感情がどうしても勝ってしまい、まだ起こってもいないことを想像し悲しい気持ちになりました。
医師からの「車椅子になる、寝たきりになる」そんな言葉が常によぎっては、そんな未来を想像してしまうのです。
何を行っても検査数値は一向に良くならず、娘はたくさん転ぶようになり、車椅子なしでは学校生活を送れなくなりました。
そんな期間が1年半ほど続きました。
何をやってもダメ、医師の言う通りになりそう、何の効果もない、悪くなる一方、でも諦められない、そんな気持ちでした。
しかし、その後に起こったことは数値の低下、状態の回復でした。
悪くなる一方、何の効果もない、意味がないのかも、そんな風にしか思えななかった最初の1年半。
それでも娘の体は回復へ向っていたのです。

この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。

未来になって初めて分かった本当のこと。
それは、全ての現象は娘の回復の為だったということです。
表から見える病気の進行の裏で、体の中では確実に回復へと向かっていた。
これが本当の姿でした。
悲観的に物事を受け止めてしまい、悲しい未来を想像しながら過ごしました。
しかし、それは自分の心の中だけでの出来事で、本当のことではありませんでした。
もうダメかもと絶望した日々の中
それでも娘の体は回復していました。

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

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