waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

幸せになるための状態

当センターに相談に来られる人は、難病だったり原因不明の症状がある人たちです。
言い換えると健康ではない人。
未来に不安を抱えていたり、不調で心や体にダメージを受けている人です。
「そういう人たちは、幸せだと思いますか?不幸だと思いますか?」って聞いたら、ほとんどの人は「不幸」って答える気がします。
私も娘が難病だと知った時、その闘病中は不幸だと思っていました。
もちろん苦しかったですし、楽しいとか、嬉しいとか、そう感じることも少なかったです。
しかし、娘を治したいと思い、いろんなことを調べていくうちに、今まで気づけなかったことに気づくようになりました。
娘が難病になったからこそ気づけたこと、食事の大切さや現代食の危険性、これは大きかったです。

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いま、家族全員が元気に過ごせているのは、食生活を見直したからだと思います。
そして、家族の一員である娘が難病になり壊れていく娘の体、そんな中で家族の想いや力が合わさり、娘を中心として家族が思いで繋がることができました。
そういう経験が出来たことも今では大きなプラスになっていて、娘が難病になったことで得ることができたのです。
また、苦しい状況や思いを素直に人に伝えることで、他人であっても力を貸してくれる、そういうことにも気づけました。
学校の先生や周囲の人たち、多くの人たちが陰で支えてくれて、温かい想いで力を添えて下さいました。
苦しい時こそ、いろんな壁を取っ払い、素直な気持ちでいることが、いかに大切かを実感することができました。
そして娘が完治し平穏で暮らせること、笑顔でいられることが、どれだけ素晴らしいことかを知ることができました。
そういう経験を経て、多くの難病の方々の相談を受けていると難病の人を「不幸」だとはあまり思わないのです。
私と同じようにいろんな事に気づかれて、難病になる以前より無理のない生き方に変わっていく人をたくさん見てきました。
また、娘と同じように健康な体に戻り、病気になったことに感謝している人もたくさんおられます。
それが分かると、難病だという辛さも痛いほど分かるのですが、その反面に幸せな人にも見えるのです。
目の前が辛ければ辛いほど大切なことに気づけたり、今まで無理していた自分を方向修正させてくれます。
難病になるということは、当たり前だったことが当たり前ではなくなり、幸せだと感じる価値観も大きく変わります。
この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
要は、今の現状は未来にとってプラスになる可能性をたくさん秘めている状態だということです。
この状態は不幸なのではなく「幸せになるための状態」なんだと思います。
多くの難病克服者が私と同じようなことを言っておられます。
全ての難病や全ての人に当てはまるとは思いませんが
少なくとも私の場合は、表面から見える「家族が難病だという不幸な状態」
その本当の姿は「幸せになるための状態」でした。
 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

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