変わろうとしないこと、長所だから行き過ぎてしまうだけ
頑張り過ぎたり、無理や我慢をし続けたり、そういった過程を経て難病になってしまった。
そのことを後悔し、自分を変えようとする人が多いと感じます。
難病になったのは無理をし過ぎたからかも。。。そう思って変わろうとする人
難病を克服したいから、その原因となった自分の癖を治そう、もっと楽に生きれる自分になろうとする人
病気になって痛い思いをしているのですから、そう思うのは分かります。
また、辛い生き方をしてきたなら、自分らしく楽しく生きれるように変わることは必要だと思います。
しかし、無理に変えようとすると逆効果となり、また自分を苦しめることになってしまいます。
例えば、真面目で潔癖症、責任感が強い、だから他人の分まで頑張り過ぎたり無理して我慢しがち、そんな自分のせいで病気になった、そんな自分をもう変えたい、そう思って変わろうとします。
すると、自己否定が強くなり、今までの自分とは正反対の自分になろうとします。
そうでもしないと、変われない気がするからです。
しかし、本来は真面目で潔癖、責任感が強いので、そういう自分が今まで通りに表れるのです。
当たり前ですよね、人は簡単に変われませんし、そんなに器用な人なら辛い生き方はしてきていませんからね。
そして、本当の自分と作られた自分がぶつかり合って(葛藤して)無理に本当の自分をねじ伏せようとします。
すると、両方の気持ちが反発し合い、どちらも強くなりますよね。
物事というのは、別種のものを対抗させると必ず両方の力は増していき、強い反発が生まれるのです。
要は別の自分を作り、本当の自分をねじ伏せようとすればするほど、本当の自分は強く表れるということです。
自分にはウソをつけないということですね。
自己否定感で変わろうとしても、変われない自分への自己嫌悪しか生まれないのです。
では、どうすれば体に負担のない自分になれるのか?
それは「変わろうとしないこと」です。
病気になったからといって、自分の性格や気質が原因でも短所でもなく長所だということです。
「長所だから、行き過ぎてしまっただけ」なのです。
短所なことは苦手なので行き過ぎないのです。
長所だから、行き過ぎることが出来てしまうのです。
真面目に頑張ることや、責任感を持って人の分まで背負ったり
そういうことが得意であり長所だから、それが行き過ぎてしまった
それだけのことなので、変わろうとする必要はないのです。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
この「行き過ぎてしまった」ことが辛い生き方の原因であって、性格や気質を変える必要はないのです。
そして、変えようとした部分こそが、自分らしさであり、大切にすべき個性です。
ですから、病気をキッカケに自分の大切な長所に気づき、その長所を人生の中で活かしつづけるためにコントロールすることが大切だということですね。
ついつい、行き過ぎてしまう長所、その手綱をうまく引くことで、自分らしく負担のない生き方が出来るのだと思います。
また、無理をし過ぎても壊れにくい体を作るのは食べ物です。
長所を活かし、自分らしく生き続けるためには食べ物に気を付けながら、長所の部分をコントロールすることが大切ですね。
そうすることが自信に繋がっていき、自分を変えずとも、意識が変わっていくのだと思います。
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彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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