マイナス要素が生み出すプラスへの道
「治療したけど治らなかった」と思う人もいれば、「治療をやめて治った」と言う人もいます。
「辛い症状じたいが病気」だと思う人もいれば、「病気は症状を出し切って治る」と言う人もいます。
「病名によって治りやすい、治りにくい」と判断する人もいれば、「闘病の仕方によって治りやすい、治りにく」と言う人もいます。
突然の事故のように病気になったと思えば「被害者意識」が生まれます。
病気になった原因は自分にもあると思えば自分も「加害者」となり、行いや考えを正そうとする人もいます。
どれも、どう受け止めるかは、その人しだいで、それによって未来は大きく変わっても、それもその人の人生です。
ただ、正しいことに気づける機会は多くあって欲しいと思います。
また、正しいことに気づこうとする意識も、闘病中の人には必要なことかなと感じます。
真剣に向き合えば本当のことが見えやすくなっていきます。
しかし、余程のことがない限り、本気で真剣にはなれないものです。
アトピーが治ったと言っても、そう驚く人はいませんが、難病が治ったと言えば驚くでしょう。
しかし、追い込まれている人ほど現実への向き合い方が真剣で、早く回復し完治する人が多いと感じます。
病気でない人に食事の大切さを伝えてもあまり響かないですし、聞いてくれたとしても1週間後にはコンビニやファストフードを食べているものです。
病気でないという「ゆとり」がそうさせてしまうのです。
「お金がたくさんあれば、もっといろんな事ができて治せるのに」って思う人もいます。
しかし、実際は逆で豊かだと選択肢が多くなり、迷いが生じます。
そして、頼るお金があることで他力になってしまうことも多くあります。
高価な物が治りそうだと思ってしまい、ダメだと思えば他のものに目がいってしまうのも、ゆとりがあるからです。
それでは、治る道からどんどん遠ざかってしまいます。
お金で解決しない部分に治るために大切なことが多く、その部分を気づきにくくしているのは経済的な「ゆとり」だと感じます。
治療も同じです。
うちの娘のように「治療法も薬も全くない、病院に来ても出来ることが何もない」と言われたから、治る方法が最短で気づけたのだと思います。
治す目的ではない、その場しのぎの薬があったなら、それに頼ってすがりついてしまったかもしれません。
「医療では何もしてくれない、何の期待も出来ない」と感じさせてくれたから、自分で何とかしようと必死になれたのです。
医療に見捨てられるという「ゆとり」のない環境があったことが、結果的には治ることにつながったのです。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
今の現状に満足できない人はたくさんいると思います。
しかし、どんな環境が未来を明るくするかは分からないのです。
今感じていることが正しいかどうかは、未来になってみないと答えはでません。
経済的にゆとりがあることが良い結果を生むとも限りませんし、症状が軽いから治るとも限らないのです。
症状が重いからこそ真剣に取り組み、簡単に治ってしまった人をたくさん見てきました。
ゆとりがない環境だからこそ、最短で答えにたどり着き、ゴールできた人をたくさん見てきました。
また、その逆も見てきました。
なら、今の受け止め方を少し変えてみて、自分の体と未来を信じることです。
どんな環境であっても、受け止め方次第で可能性は高まるのだと思います。
難病克服支援センター
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彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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